国民の3~4人に1人(約3000万人)が頭痛持ちで、そのほとんどが筋緊張性頭痛・片頭痛・頚椎原性頭痛です。CTやMRIなどで発見される生命に関わる危険な頭痛は全体の0.1%程であり、ほとんどの人が精密検査を受けても原因が特定されず、薬で抑えるだけになってしまいます。薬には依存・副作用があり、胃・肝臓を悪くします。頭痛体質そのものを改善する必要があります。
全体の70%以上がこのタイプと言われ、首や肩の筋肉が緊張して血流が悪くなることで起こります。後頭部や頭全体が、重く締め付けられる様な痛みが多く、主に午後夕方になって発症し、毎日頻繁に起きる人もいます。これは背骨のゆがみにより姿勢の悪い方が、さらに長時間のデスクワーク・パソコンワークや細かい作業をして、慢性的な肩こりがひどくなって起こる頭痛です。ひどい方では鎮痛剤も効かず、ただ我慢するだけという方も多くいます。骨格のゆがみを治し、筋肉の緊張を改善するカイロプラクティック・ケアは、この頭痛において最も有効性を発揮します。
全体の28%程の人が片頭痛で、そのうち8割が若い女性にみられます。血管の異常な拡張によって起こる頭痛で、自律神経の不調や三叉神経の影響からも起こります。こめかみ付近の脈打つ痛みであることが多く、吐き気やめまいを伴う場合もあります。起床時や午前・休日などに多く、疲れやストレスから開放されリラックスする時に起こりやすいです。カイロプラクティックでは、頚椎の調整で自律神経のバランスを整え、椎骨動脈の働きを正常にして過度な血管の拡張を抑えていきます。また、頚椎機能の回復が、血管周りの神経刺激を減少させることで、片頭痛を予防していきます。
この頭痛は筋緊張性頭痛と症状が似ているので混合されがちですが、筋肉からではなく椎関節のゆがみや機能障害から起こります。「骨格治療のエキスパート」であるカイロプラクティック・ケアでは、劇的に早期の改善が期待できます。